白雪姫実写版炎上しているのはなぜ?海外でも同じなの?

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ディズニー実写版『白雪姫』が3月20日に公開されましたが、なぜだか「ひどい出来」と炎上しているようです。

このブログでは、ディズニーが5億ドルもの予算をかけて作った実写版『白雪姫』が、なぜ炎上してしまっているのか、その理由を深堀りしてみました。(そんなに詳細には触れていませんが、多少のネタバレも含んでいますので、ご注意くださいね)

また、実写版『白雪姫』は、海外でも同じように炎上しているのか、興行成績などについてもお伝えします。

それから、最後に、なぜだか炎上してしまっている実写版『白雪姫』を見るにあたって、こんな人は観ないでおいた方がいいかも、または、逆にこんな人なら観てもばっちり楽しめるかも、という提案もさせて頂いているので、意見の一つとして参考にして頂けたら幸いです。

それでは、ぜひ最後までお楽しみください。

白雪姫実写版が炎上している理由には以下の4つが考えられるようです。

  • 理由1:キャスティングへの批判
  • 理由2:ストーリー改変への不満
  • 理由3:主演女優レイチェル・ゼグラーの発言が物議をかもす
  • 理由4:多様性の重視による違和感

それぞれ詳しく解説します。

キャスティングへの批判

主演のレイチェル・ゼグラーさんはラテン系の女優で、小麦肌が特徴的です。しかし、原作やディズニーアニメ版の「雪のように白い肌」という白雪姫の象徴的な特徴と大きく異なることから、多くのファンに違和感を与えました。特に「見た目が原作と異なるキャスティング」に対する批判は根強く、これが炎上の一因となっています。

ストーリー改変への不満

実写版では、原作の重要な要素である「毒リンゴ」や「王子様とのキス」が省略されています。
代わりに、白雪姫が邪悪な女王と直接対決し、勇敢な女性として描かれています。
この大幅な脚本の変更に対して、「原作を冒涜している」「白雪姫のイメージを壊している」といった批判が寄せられています。

主演女優レイチェル・ゼグラーの発言自体が炎上

レイチェル・ゼグラーさんは、過去のインタビューでオリジナル版アニメを否定的に語り、「白雪姫は王子様に救われるだけの受け身な女性」という設定を時代遅れと批判しました。
また、「真実の愛」ではなく「リーダーになること」を目指す新しい白雪姫像を強調した発言も賛否を呼びました。
このようなコメントがファンや観客に反感を買ったと言われています。

多様性の重視による違和感

7人の小人たちは多様性を重視したキャスティングで登場しましたが、結果として多くの視聴者に違和感を与えることになってしまいました。
7人の小人たちは従来のイメージとは大きく異なり、様々な人種や性別、体型の人々が起用されています。これはディズニーが多様性と平等性を重視し、社会のあらゆる層の人々を包括的に表現しようとする意図がありました。
しかし、「まとまりがない」と感じる人も多く、「原作の雰囲気が失われている」という声も聞かれます。

さらに、小人たちがCGで描かれている点も議論を呼んでいます。実写映画でありながらCGを多用することで、「不自然さ」や「違和感」を感じる観客が多かったようです。
特に最初に公開された画像では、CGで描かれた小人たちの姿が「不気味」と評されることもありました。

↑↑なんで小人たちだけCGなの?という雑念が映画鑑賞邪魔をしてしまうのか?↑↑

白雪姫実写版の低評価は、日本だけでしょうか?

いいえ。海外での評価も、残念ながら全体的にあまり芳しくないようです。
特にアメリカでは、公開前から批判の声が多く上がっていました。

映画の予告編がYouTubeで公開された際、わずか1日で400万回以上の再生回数を記録しましたが、低評価率が95%を超えるという異例の事態となりました。

3月21日公開後のウォルト・ディズニーの映画公式Xにも、散々なレヴューが相次いでいます。

↑↑5つ星のうち☆1つが並んだアメリカの映画サイトスクショ「ディズニーさん。まだ木曜日(公開日)だけど、こんなに評価が低いけど大丈夫??」みたいなコメントです↑↑

イタリアやフランス、中国でも、まだ公開されて数日ですが、興行成績は芳しくないようです。

一部のメディアでは、本作が「ディズニー史上最大の赤字映画になるのではないか」という厳しい予測も出ています。

一方で、こんなポジティブな意見もあります。

ミュージカルシーンは非常に評価が高く、特に主演のレイチェル・ゼグラーさんや小人が歌うシーンが魅力的だとされています。

また、衣装デザインは「印象的」で、白雪姫や女王の衣装が素晴らしいと評されています。
映像体験も圧倒的で、アニメ版の美しい世界がリアルに再現されており、観客を引き込む力があります。
さらに、小人のキャラクターが深掘りされており、個々のキャラクターが立っていて魅力的だと評価されています。

それから、日本での場合は、吹き替え版のキャストが観客にとって楽しみの要素となっていますね。
白雪姫役の吉柳咲良さんや、ジョナサン役のJO1河野純喜さんなどの演技や歌声が、映画の魅力の一つになっています。

最後に、白雪姫が城の外の世界に再び目を見開くきっかけをくれた、志あるポジティブなメッセージが共感を集めています。

この実写版『白雪姫』は、オリジナル作品とは大きく異なる解釈で制作されているようですね。
そのため、映画を楽しめる人と、そうでない人がはっきりと分かれそうです。

もちろん映画ですからどんな人でも観に行っていいのですが、せっかく行っても楽しめなかったら、時間もお金も無駄になってしまいますよね。

なので、この映画を観るにあたって、どんな人なら観に行かない方がいいのか、または、逆にとことん楽しめるのかまとめてみました!

実写版『白雪姫』を観に行くのに向いていない人:

  • オリジナルの白雪姫が大好きで、その伝統的なイメージを自分の中でも大切にしたい人
  • 原作のストーリーや設定を変更されることに抵抗がある人
  • 主演女優のキャスティングや発言に違和感を覚える人

実写版『白雪姫』を観に行くのに向いている人:

  • 新しい解釈や現代的なアプローチに興味がある人
  • 本当にそんなに酷いのかを自分の目で確かめたい好奇心旺盛な人
  • 日本語吹き替え版の声優の演技や歌声を楽しみたい人(吉柳咲良さん、河野純喜さんなど)
  • ミュージカル映画が好きな人(レイチェル・ゼグラーの歌唱力は高評価)
  • 映像美や衣装デザインを楽しみたい人

皆さんは、どちらに当てはまりましたか?

このブログでは、白雪姫実写版の酷評について、なぜそこまで炎上しているのかを深堀しました。

炎上している理由は、「キャスティングへの批判」「ストーリー改変への不満」「主演女優レイチェル・ゼグラーの物議を呼ぶ過去発言」「多様性の重視による違和感」の4つでした。

海外での評価も、公開する前からおおむね日本と同じような感じで冷やかなものが多く見られました。やはりラテン系白雪姫への違和感や話の大胆な変更から、「これは白雪姫ではない」という意見も多いようです。

一方で、ポジティブな意見としては、ミュージカルシーンが非常に評価されています。特に主演のレイチェルさんや小人が歌うシーンが魅力的だとされており、映像体験も圧倒的です。また、衣装デザインも印象的で、白雪姫や女王の衣装が素晴らしいと評されています。

この映画を鑑賞したい方は、あまりにもオリジナルのクラッシックな白雪姫に思い入れが強い方には、ショックが大きそうです。
逆に、そこまで思い入れは無い方、新しい白雪姫も興味あるという方や逆に「どれだけ酷いか自分の目で見て確かめたい」という好奇心旺盛な方は、劇場に足を運んでみるといいかもしれませんね。日本語の声優キャストも魅力を足しています。

いずれにしても、話題になるということはそれだけ「白雪姫」というコンテンツが世界中で大変愛されていることを証明しています。
この機会に、原作の白雪姫を読み返したり、昔のディズニーの「白雪姫」を見直してみるのもいいかもしれませんね!

それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました!

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