【実録】ホンダ点検パックの返金はいつ?残クレでも返金できるって本当?

ライフハック

ホンダ車を売却する際、**「Honda Cars 点検パック(メンテナンスパックと呼ばれることもある)」**の残額が返金されるか気になりますよね。特に、**残価設定型クレジット(残クレ)**を利用している場合、「返金は無理なのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。

結論からいうと、残クレが残っていても、点検パックの返金は可能です!

この記事では、実際に私が体験した「残クレのホンダ車売却時にメンテナンスパック返金してもらった話」を、その具体的な手続き方法や、気になる「いつ振り込まれたか」という点も踏まえ、すべてお答えします。

ディーラーに一度は「できません」と言われながらも、どうやって返金に成功したのか。無駄な時間を過ごさずに済むための、私の失敗談と成功体験をぜひ参考にしてください。

実録!ホンダ 定期点検パック返金交渉の一部始終

車の売却が決まった際、私はまず返金ができるか不安だったので、自分でホンダクレジットの約款冊子を確認しました。

そこには「定期点検パックの解約のお申し出は、販売会社へ」と「定期点検パックの解約の解約時払い戻しはクレジット契約の残債務へ充当させていただきます」と書かれていましたが、残クレについては何も書かれていませんでした。そのため、この時点では「残クレでも返金されるのか?」という疑問は晴れませんでした。

そこで私は、お世話になっているディーラーに電話で問い合わせました。

「たしか残クレのお客さんは返金できなかったと思う。調べてまた電話します」

担当者はそう言って電話を切りました。4時間後、担当者から電話がかかってきて、

調べましたが、やはり残クレのお客さんは返金できません

と告げられました。

ホンダクレジットの約款には「残クレのお客さんは返金できない」とは明記されていないため、納得がいきませんでした。私はこの根拠を確かめるべく、

返金できないという根拠はどこですか?どこにそう書いてあるんですか?

と尋ねました。担当者は困った様子で、「じゃあ、また調べて電話します」と言って、再び電話を切りました。

なぜ半日も無駄にしたのか?

担当者からの連絡を待っている間、私は消費者センターやホンダクレジットのカスタマーセンターに電話するなどして、自分で情報収集を続けました。

消費者センターの方は、契約は全て契約書の約款に基づいて行われているので、私の対応が間違っていないことを教えてくださいました。
ホンダクレジットのカスタマーセンターでは、「定期点検パック」は各ディーラーとお客様との契約になっているので、カスタマーセンターでは詳しい契約の内容は分かりかねると言われてしまいました。ですが、「では、定期点検パックについては、ディーラーとの間で別の契約書があるということですか?」と問うと「そうだと思います」という回答でした。

その過程で、ようやく「ホンダ定期点検パック約款」というA4サイズの冊子を見つけました。

担当者からの連絡を待つのにほぼ半日を費やしてしまいましたが、最初からこの「ホンダ定期点検パック約款」が手元にあれば、こんなに無駄な時間を過ごさずに済んだのです。

なぜなら、この約款には、車の売却による解約時の返金方法が明記されていたからです。

結局、担当者から「大変申し訳ありません。売却の場合は解約・返金ができます」と連絡があり、無事に返金手続きができました。

パパ
パパ

うちの場合は、一年分しかメンテパックを使ってなかったから、17万以上の金額が返金されたよ

おばあ
おばあ

もしそのまま営業の人の言うことをそのまま信じていたら、そんな大金をもらい損ねるところだったのね

ホンダ 定期点検パック返金手続きの流れと振込時期

ここからは、実際に私が経験した返金手続きの流れを、具体的な時期とともに解説します。

車の売却と売却額の入金

まずは、愛車を売却し、売却先から指定口座に売却額が振り込まれたことを確認します。

売却の手続きを進めている間に、念のため、ホンダのディーラーにその旨の連絡をしておいた方がいいかもしれません。ただし、残クレ分なども含めて車代が完済された後に、点検パックの返金になるので、連絡は必須ではありません。中古車販売店で売却した場合は、返済の手続きは中古車販売店側が代理でしてくれることがほとんどです。

ホンダのディーラーにメンテナンスパックの返金を申し出る

売却額の入金を確認後、なるべく早くディーラーへ連絡し、正式名称である「定期点検パック」の中途解約と返金を申し入れます。

「定期点検パック解約申請書」を記入

ディーラーで用意された「定期点検パック解約申請書」に必要事項を記入します。

この際、返金額の10%が解約手数料として差し引かれることを承知しておきましょう

計算方法も約款に明記されているので、事前に確認しておくと安心です。

ディーラーに支持された持ち物を忘れずに持っていきましょう。振込先の口座情報や印鑑などが必要なはずです。

指定口座への返金

手続きが完了すると、指定した銀行口座に返金額が振り込まれます。

私の場合、5月31日に解約手続きを終え、6月6日に返金額が振り込まれました。手続き完了から振込まで、約1週間から10日程度かかると考えておくと良いでしょう。

まとめ:賢く手続きを進めるために

最後にまとめです。

  • まずは自分で「ホンダ定期点検パック約款」を探す! これが時間と手間を省くための最大のポイントです。私の場合は、車検証と一緒に車の中に保管されていました。まずはそこを探してみて下さい。
  • 「残クレだから返金できない」と言われても諦めない! ホンダのメンテナンスパックは、残クレ契約でも返金可能なはずです。少なくとも2025年現在では返金されました。約款に書かれているので、確認してみましょう
  • ディーラーの言うことを鵜呑みにしない! 残念ながら、私の担当のようなベテランの50代営業マンでも正確な情報を知らないケースがあります。しかも確認に3、4時間かけた上で「いやー、確認してみましたが、やっぱり残クレのお客様は…」などと言ってくるケースもあります。この営業の方がこの間にどこをどう調べてその誤った結論が出て来たのか、今でも疑問が残ります。しかし、これも初めから「ホンダ定期点検パック約款」が自分の手元にあれば防げたトラブルになります。消費者である私たちが賢くなりましょう!

「確認したけど、やっぱり無理」と営業の人に言われたら、信じてしまう人もいますよね。もしかしたら、これまでもそう言われ素直に信じて、返金を諦めてしまったお客様もいたのではないでしょうか。

もしそれでももめるようであれば、営業マンではなく店長クラスの人と話を代わってもらう、消費者相談センターに電話するなどもおすすめです。

ホンダ車の売却を検討している方、特に残クレをご利用中の方は、ぜひこの情報を参考に、賢く愛車を売却してください。

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