ダイアン津田さんが「水曜日のダウンタウン」の『名探偵津田シリーズ』で使い始めた「1の世界」「2の世界」という言葉が、番組が終わってからも何か月も経った今でもネットの世界で使われ続けていることに皆さんはお気づきでしょうか?
番組を見ていない人がネット上で見た場合には、「1の世界、って何のこと?」と疑問に思うこともあるかもしれません。
このブログでは、津田さんが生んだ、この天才的なこの言葉「1の世界」「2の世界」について分かりやすく解説します。
1の世界2の世界とはどんな意味?
「1の世界」「2の世界」とは、虚構の世界と現実世界を表す言葉です。
「1の世界」は、ドラマや映画、小説などの虚構の世界を指します。茶番の世界とも言えます。
「2の世界」は私たちが日常生活で経験する現実の世界を意味します。
1の世界2の世界どこからこの言葉は来たの?
冒頭でも説明しましたが、この言葉はダイアン・津田が、2024年12月18日放送の「水曜日のダウンタウン」の『名探偵津田シリーズ 第3話 怪盗 vs 名探偵~狙われた白鳥の歌~ 』の2週目の中で、使いだした言葉です。
この『名探偵津田シリーズ』では、ダイアン・津田は、それが番組の企画であることが分かっていながら、犯人を見つけるまで帰れないという境遇に身を置かなければなりません。
特にこの第3話では、現実だと思っていたスタジオ収録で突然「茶番の殺人事件」が起き、そのまま事件に流れ込んでしまったため、どこからが現実だったかのかが津田は不明瞭になってしまいました。
いつもに増して現実と虚構の境目が分からなくなってしまった津田は、番組が作り出した殺人事件が起きている世界を「1の世界」、現実の世界を「2の世界」と番号を付けて、頭を整理。スタッフや共演者のみなみかわに説明することを試みます。
「今日の朝収録した水ダウは1やん。田中が死んでるからな。1で死んでるやん。俺は1の世界線のままやってんねんけど、そのスタッフは2で見てるわけよ。」
「だから、俺は2の人たちが作り出した1の世界の中で俺はやらなあかん訳ですわ。でも、それって僕の1の住人じゃないんですよ。だから訳が分からないんですわ」
「今日の浜田さんは1の人なんですわ。でも、これを見てる浜田さんは2なんですよ。それでややこしなってるんです」
と、見事な混乱ぶりを真剣な表情で語り、爆笑を誘いました。
— ともにゃん (@tomo_cat3004) December 20, 2024
この『名探偵津田シリーズ 第3話 怪盗 vs 名探偵~狙われた白鳥の歌~ 』の回は、TVerでの再生回数が歴代最高記録を更新しました。具体的には、配信開始8日間で429万回再生を超え、これはTVerで配信されたバラエティ番組の中で最も高い再生数でした。
どこで見れる?
『名探偵津田シリーズ 第3話 怪盗 vs 名探偵~狙われた白鳥の歌~ 』は、現在以下の方法で視聴可能です。
- Tver [Tverアワード」枠… 期間限定の特別枠として
- U-next … 過去作品50話分見放題
Tverでは、通常は最新の1話を1週間のみしか再生できないのですが、この『名探偵津田シリーズ 第3話 怪盗 vs 名探偵~狙われた白鳥の歌~ 』は、Tverアワードを受賞したので、時々「Tverアワード受賞作品」の枠として限定公開されることがあります。
U-nextは、過去作品50話分が見放題となっており、この『名探偵津田シリーズ 第3話 怪盗 vs 名探偵~狙われた白鳥の歌~ 』もまだ見ることが可能です。
1の世界2の世界は水ダウ以外でも使われ出している?
「1の世界」「2の世界」と虚構と現実の世界に番号を付けて、分析をするアイデアが秀逸過ぎたのか、番組が放送されて数か月たった今でも、Yahoo!コメントやXでのつぶやきなどで、この言葉が使われているのをたまに見かけることがあります。
最近では「水ダウ」に関係しないところでも「1の世界」「2の世界」と使われているのを目にするときもあります。
ウルトラマンDASHは1の世界と2の世界は並列じゃなくて交互に出てくるのね#ウルトラマンDASH#1の世界#2の世界 pic.twitter.com/GRrOGbfDz2
— tomozoo (@tomozoo8695654) January 5, 2025
番組内で麒麟の川島さんが「異世界もの」と呼んでいたように、今後は異世界もののアニメやメタバースのような仮想世界を表すサブカルチャー的な言葉として残っていくかもしれませんね。
まとめ
このブログでは、ダイアン・津田さんが作り出した「1の世界」「2の世界」について、解説しました。
この言葉は、「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田シリーズ」の第三弾(2024年12月放送)の中で、番組が作り出した虚構の世界と現実の世界を整理するために、ダイアン津田さんが発明したことばでした。
実際には、番組の中の虚構の世界を『1の世界』、現実の世界を『2の世界』と呼び、その中に登場する人物までも「1のオレ」「2の浜田」と番号を付けたりしていました。
この傑作を視聴するのは、Tverの「Tverアワード」の特集の時をねらうか、U-nextで視聴することが可能です。
最近では、仮想世界などの虚構の世界と現実の世界を簡単に分けるための便利な言い回しとして、「1の世界」「2の世界」が使われている様子も見られます。
皆さんも「1の世界」「2の世界」の言葉をSNS上で見かけたときや、自分が何かの仮想世界に没頭してしまった時には、是非ダイアン津田さんの混乱を思い出して、一緒に頭の整理をしてみてください!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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